乳頭保護器は使ってはいけない?

特に新生児の時期の授乳で、ママの乳首に傷ができてしまって

授乳のたびに痛い…ということって、よくあると思います。


わたしも味わいました~TT


あれ、本当に痛い…。激痛ですよね…。

産後って本当に痛いことばっかり…って思いました。




母乳育児には乳頭保護器は良くないよ、

と、よく見聞きすると思いますが…。


痛いときには、わたしは使っていいと思います♪

ただし、使うならソフトシリコン製のもの。


ソフトシリコンのものは、吸てつ刺激が伝わりやすくて

母乳もちゃんと出ているな~、と思って見ています。


保護器を使ってはいけないよ、というのは、

ひと昔前の保護器は、使ってもうまく母乳がでてこなかったから。


ひと昔前ってハードタイプが多くて…。


つけても赤ちゃんの吸う刺激(吸てつ刺激)が

ぜんぜん乳首に伝わらなくて、母乳が出てこなかったんです^^;


ソフトタイプもあったけれど、

それでもうまく母乳が出てこないものが多かった記憶があります。



吸わせても母乳が出てこない、ということは

吸てつ刺激が伝わらなくて、母乳を出すホルモン値を下げてしまう、

ということ。


母乳を出すホルモンが良く出る新生児の時期に

昔の保護器を使ってしまうと、ホルモン値が下がってしまって

その後に母乳が出にくくなる、ということは確かにありました…。



でも今って本当に改良されていますよね!

(※そりゃそうだ。わたしの学生時代って20年ぐらい前…><)


今は保護器を付けていても、吸わせるとちゃんと母乳が出てくるし。


痛い乳首を我慢して授乳をするよりも、

痛い間は保護器を付けて快適に授乳したほうがいいよね、

とわたしは思っています♪


特に新生児期は授乳の回数が半端ないし…TT

寝不足でしんどい時期に、吸わせて乳首まで痛いって

めっちゃつらい…。


確かに、保護器を付けた授乳だと

母乳を出すホルモン値の分泌が減る、というデータは

確かにあるのは事実です。


傷が痛い時期や乳首が小さめだと言われて保護器をつけていても、

母乳よりの混合だったり母乳だけの授乳をしている方はたくさんいます^^



もし母乳育児をご希望なら(母乳だけでも、混合でも)

傷が痛くて、おっぱいからの直接授乳をやめてしまうほうが

ホルモン値は減ってしまいます。


保護器を使ってでも、おっぱいからの直接授乳を継続するほうが

ホルモン値は高い値を継続していけます。


保護器を使うと、保護器に慣れて

赤ちゃんがママの乳首を嫌がるようになるよ、

ということも良く聞くと思いますが…。


一時期だけだったら、そんなにクセにもなりにくいです。


できれば母乳の授乳を継続していきたいとお考えで、

保護器を使用するなら、ソフトシリコンタイプのものを選んでくださいね^^


ちなみに、ハードタイプの保護器ですが…。


傷が深くて大きかったり、白斑になってしまって、

ブラジャーや母乳パッドで擦れていたい場合に

授乳以外に使用すると、乳首がブラジャーやパッドに触れないので便利です^^


胸にごつごつするものを当てているので

ちょっと違和感もあるかもですが…。


擦れて痛いときには便利です^^


歯が生えてきて、赤ちゃんに乳首を噛まれたとき

けっこう深い傷になってしまったときには役立ちます!


…ということで、ハードタイプ保護器を覚えておかれるといいかなと思います^^



晴れた日の助産院

佐久市にある助産院です。 母乳マッサージ、子育て相談、妊婦&産後の骨盤調整(産後ケア)をしています。

0コメント

  • 1000 / 1000